2007年04月15日

あいさつ文を書く心構え

■相手の顔を思い浮かべて書く

親戚の子ども相手にかしこまった言葉を使ったりしたら、
かえって冷たい感じがします。反対に、会社の先輩や上司に
対して、友だち言葉などを使ってしまったら常識を疑われて
しまいます。手紙やあいさつ文は、相手があってのもので
まさしく生きものといえるでしょう。ある程度決まった
あいさつ文の文例・例句があるとはいえ、相手の顔を思い浮かべ
その人に向かって書くようにしたいものです。
また、会社として出す手紙やあいさつ文の場合は、会社を
代表する心構えで書くようにします。とくに依頼状などの
あいさつ文の場合、相手にお願いするわけですからあまり
機械的で形式的なあいさつ文に終始するのではなく、
より心を通じさせることが大切になってきます。


■心づかいを忘れずに

祝いごとのあいさつ文やお見舞いのあいさつ文などは、
出すタイミングを逸しないことが肝要になってきます。
嬉しい気持ち・辛い気持ちを相手と共有するという心があれば
時機を外すことはないでしょう。また、あいさつ文を書く場合には、
飾った言葉で脚色するよりも、素直に心づかいを表現したいですね。
あまりにも決まり文句にとらわれすぎるより、誠実な心を
ていねいなあいさつ文で綴っていった方が相手にストレートに
伝わります。


■下書きをして必ず数度は読み返す

定型的なあいさつ文ならともかく、よほど書き慣れている人でも、
下書き無しで直接手紙やあいさつ文書を書き上げるというのは
至難の業といっていいでしょう・・・
一度下書きをしてから、必要事項に漏れはないか・わかりにくい点は
ないか・誤字や脱字はないか等をチェックし修正を加えてから
あらためて清書するようにしたいですね。
パソコンであいさつ文書を作成する場合の要注意点として
同音異義語があります。どちらの熟語が正しいのか怪しいときは
すぐに辞書を引くようにできるよう習慣づけが大切です。
手紙やあいさつ文書は、いったん出してしまえば
あとから直したり、追加したりすることができませんので
細心の注意を払って書くようにしたいものですね。

2007年04月13日

あいさつ文・手紙文のルールについて

■あいさつ文のルールがわかれば書きやすい

あいさつ文・手紙文には書く上でのルールがあります。
「どんな形式で書いてよいかわからない・・・」と、
敬遠されがちですが手紙文・あいさつ文のルールは
とりあえずマナーであり、書きやすくするための手段である
ともいえます。友人への手紙なら、伝えたい事をもれなく
伝えることができれば特に問題はありませんが、、
年代も異なり生活環境や立場も異なる相手に手紙やあいさつ文書を
出す際には、相手に失礼にあたらないようにこちらの心を
伝える必要があります。そのために、一定の形式や約束事が
決められています。

【手紙文・あいさつ文書の基本パターン】

★前文
 ・頭語
 ・時候の挨拶
 ・安否の挨拶・お礼やお詫びの挨拶

★主文
 ・起辞

★末文
 ・結びの挨拶
 ・結語

★後づけ
 ・日付
 ・当方の氏名
 ・宛名・敬称

★添文
 ・追伸 

2007年04月12日

前文の書き方

前文はいろいろなあいさつ文があり、ついつい敬遠しがちですが
逆にいえば決まり文句を使えばよいので簡単であるといえます。


■頭語と結語

あいさつ文(手紙)は、頭語で書き始め結語で締めくくります。
手紙によって相手を訪問したことになりますので、まずは
「こんにちは」と訪問のあいさつをして、最後に「さようなら」と
あいさつをして辞する、そのあいさつ文として頭語と結語があります。
頭語と結語は、場面によって使い方が決まっていますので、
必ず対にして使うことになっています。
これらの頭語や結語は、それぞれの漢字の持つ意味を組み合わせる
ことによって成り立っています。

たとえば、「拝啓」は「拝(へりくだる)」と「啓(もうす)」の
組み合わせで、つまりは「へりくだって申し上げる」という意味を
あらわしています。「敬具」は「敬(つつしむ)」と
「具(そなえる)」で、「つつしんでそなえる」というわけです。


■時候の挨拶

頭語のあと一字あけて、改行せずに続けて時候のあいさつを述べます。
各月ごとに「候」を使う慣用的なあいさつがありますが、
最近ではそれぞれの月や季節を表すやわらかい表現をすることも
多くなってきました。
たとえば、夏なら「日差しもまぶしく」といった感じで、
暑い毎日が続いている中に、そのあいさつ文とともに
さわやかな風を届けられるような心づかいができるとよいでしょう。


■安否と祝福、お礼のあいさつ

時候の後に続いて、相手の安否をたずねたり、相手の健康や
繁盛を祝福したりするあいさつ文を入れます。さらに続いて、
日頃のお付合いや取引に対するお礼のあいさつ文を述べます。
また、日頃ご無沙汰をしている場合や、返信が遅れた場合には
その旨お詫びを述べるあいさつ文も入れるようにします。

2007年04月11日

主文の書き方

あいさつ主文は内容もそれぞれの状況に応じて異なって
きますので、決まり文句や定型的な約束事などはありませんが、
とにかく必要事項をもれなく正確に伝えるということを念頭に
置きながら書いていきます。


■起辞(きじ)

あいさつ前文が終了して、いよいよ本題に入るという意味を
表すの接続の言葉を「起辞(きじ)」といいます。
【起辞のいろいろ】
さて、/ところで、/さっそくですが、/じつは、/
ほかでもありませんが、/さて、このたびは、


■用件

用件は、シチュエーションごとに千差万別ですので
前文や末文と違って慣用的な言い回しというものはありません。
それでもその内容によって分けますと、「あいさつ文」「通知文」
「断わり文」といったように、その目的によっていくつかの
種類に分けることができます。それぞれで、慣例的な言い回しや
気をつけるべき注意点などがあります。
この用件こそが、手紙の目的となるもっとも重要なパートです。
用件をわかりやすく、正確に、そしてもれなく伝えるための
チェックポイントですが、下記の3点を念頭に置いて
書き進めていくといいと思います。
1.5W2Hが盛り込めているか
2.話の展開を工夫する(結論を最初に述べる)
3.簡潔かつ具体的に述べる

2007年04月10日

末文の書き方

あいさつ文(手紙)の最後は末文でしめくくります。
これは、何の用件で訪れたのかをもう一度確認しなおした上で、
相手の今後を思いやったり、今後の更なるおつきあいを願ったりして、
いとまごいをするあいさつのパートになります。


■一般的な結びのあいさつ

用件を述べ終わったら、改行して「まずは」「右」といった
言葉で受けてから、結びのあいさつ文に入ります。
ここで、文書の内容が「あいさつ文」なのか「お願い文」なのか
「通知文」なのかによって、どんな用件を担っていたのかを
再度念押しすることになります。


■先方の健康や繁栄を祈るあいさつ

相手と用件の内容に応じて、相手の健康やさらなる繁栄を
祈る言葉を書いていきます。
当然ながら、こちらの用件を一方的に済ませて「はい、さようなら」
では相手に失礼になることはいうまでもありません。
「お体ご自愛下さい」など、相手を思いやる心を表します。


■今後の愛顧を願うあいさつ

続いて、「今後もよろしくおねがいします」と
今後のおつきあいを願う言葉を書いていきます。
仕事上の取引であればもちろんのことですが、
プライベートにおいても、人からは色々なことを
教えてもらったり、手助けしてもらったりと有形無形に
関わらずお世話になっているものです。
そんな意味も込めて、「今後とも一層のご厚情を賜わりますよう
お願い申し上げます」などのように、末永いお付き合いを願う
心をあいさつ文に込めます。


■後日の約束・返事を求めるあいさつ

返事をもらう必要がある場合や後日あらためて連絡を
とりあいたい場合など、その文書だけでは用件が終わらないときには、
最後にその旨を「お手数ながら、誠に恐れ入りますが
折り返しお返事をいただきたくお願い申し上げます」のように
お願いのあいさつ文を入れておきます。


■結語

結語は、あいさつ文(手紙)をしめくくるものでとても大切です。
しかしながら、比較的忘れられやすいので、書き終えたら
必ず結語がついていることを確認するようにしたいものです。
また、結語は頭語と対になって使われるので、
そのあいさつ文書の頭語にふさわしい結語を使っているかの
チェックも必要です。
末文のあいさつを終えて、結語を書くわけですが
こととき結語は末文に続けて書くのではなく、
改行して行の下より一文字分上げたところに書くのが一般的です。
用紙に余裕がないときには、末文の最終行と同じ行に
下より一文字分上げて記入します。横書きの場合、行の右端より
一文字分左になります。

【頭語と結語の関係】
拝啓⇔敬具
謹啓⇔謹言
急啓⇔早々
前略⇔早々
拝復⇔敬具
などなど

2007年04月09日

年賀あいさつ文

■年賀あいさつ文について

年賀のあいさつは、時候のあいさつの代表格といえます。
現在では若い方を中心に、「あけおめメール」で伝えるという
ライト感覚になってきていて、お年玉付年賀はがきの
売れ行きも年々下降気味です・・・
しかしながら、旧交を温めお互いの無事を確認するという
日頃は疎遠になっている間柄を取り持つという大きな役割を
担っているものといえます。
賀詞は文頭に大きめに書きます。色々な賀詞がありますが、
出す相手に合わせたものを選択するといいと思います。


■年賀あいさつ文類語・例句

恭賀新年

賀正

賀春

迎春

御慶

明けましておめでとうございます

謹んで新春のご祝詞を申し上げます

謹んで年頭のお喜びを申し上げます

謹んで新年のごあいさつを申し上げます

初春のお喜びを謹んで申し上げます

旧年中はいろいろお世話になりましてありがとうございました

旧年中は格別のご支援ご愛顧を賜わり、
誠にありがたく厚くお礼申し上げます

本年もなにとぞ倍旧のご指導賜わりたくお願い申し上げます


■喪中あいさつ文類語・例句

喪中につき年賀欠礼いたします

喪中のため年始欠礼いたします

亡父の服喪中につき、新年のごあいさつさしひかえさせていただきます

はやばやと年賀状をいただきながら、返礼が遅れましたことをお許し下さい

実は、昨暮祖父が急逝しました

長寿を全うしましたため年頭のごあいさつをご遠慮させていただきました


■寒中見舞いあいさつ文類語・例句

寒に入って以来厳しい寒さがつづいております

例年になく雪が多く

数日来の寒波で

冬将軍も居座りつづけ

日中の気温は一向に上がらず

どんよりとたれこめた冬空の下

悪性の風邪がはやっております

ご自愛専一のほどお願い申し上げます

ご自愛のほどお祈り申し上げます

心からお見舞い申し上げます

2007年04月08日

暑中見舞いあいさつ文

■暑中(残暑)見舞いあいさつ文について

暑中見舞いは梅雨明けから立秋(8月8日ころ)まで、
立秋以降は残暑見舞いになります。
暑中お見舞い(残暑お見舞い)は、それ自体時候のあいさつに
なりますので頭語、結語を省いてすぐにお見舞いあいさつの
主文を書いてOKです。
パターンとしては相手の健康を気づかった上で、安否を尋ね
こちらの近況を伝え、最後に相手の自愛を願うという流れになります。


■暑中(残暑)見舞いあいさつ文類語・例句

暑中お見舞い申し上げます

例年になく厳しい暑さが続いております

梅雨明けとともに一挙に炎天下にさらされて暑さにあえいでおります

本年の暑さは格別

暦の上では秋とはいえ

朝夕涼風を感じるようになり

残暑は糖分続きそうです

絶えがたい暑さも峠を越え

ご自愛のほど祈念いたします

2007年04月07日

結婚通知のあいさつ文

■結婚通知のあいさつ文について

結婚、新居の通知は機を失せないように
発送は早めに行ないます。1ヶ月前には届くようにします。
出欠の返事も同様に、先方に迷惑がかからないように正確な
返事を出すようにします。また、欠席する際には、
その理由を明確に書いた方が先方も納得がいきます。
結婚通知のあいさつは、挙式のしかたや招待者の年齢、
会場などの違いによって結婚式、披露宴は多種多様ですが、
言葉はなるべく慎重に選び礼儀にかなった
心のこもった招待状にしたいものです。


■結婚通知のあいさつ文類語・例句

長らくの交際が実り婚約相整い結婚いたします

幾久しくご芳情を賜わりたくお願い申し上げます

ご臨席いただければ幸甚でございます

ご両人の前途を祝福するとともに励ましのお言葉を贈りたいと存じ

日頃親しくお付合いをしている私どもが一堂に会して、気軽なお祝いの会を催したく計画いたしました

ご披露の席にお招きいただき光栄に存じますが、当日は亡夫の法事に当たり残念ながら失礼させていただきます

未熟な者ですので、私どもに賜わりました同様のご厚誼を若い二人に賜わりますようお願いいたします

ささやかな新居をかまえました

2007年04月06日

お祝いごとあいさつ文

■お祝いごとあいさつ文について

お祝いのあいさつは、それを受け取った相手が
喜びを増すように書きたいですね。
そんな訳で、とってつけたような美辞麗句を並びたてるより
心のこもった素直なお祝いの気持ちを表します。
また出すタイミングも大切になってきます。
時機を逸してしまうと、喜びも半減してしまいますので
喜びのさなかに到着するように出したいものです。


■昇進・栄転祝いあいさつ文類語・例句

日頃の精励が認められ、貴社では重責のポストにご昇進との報に接し
心からお祝い申し上げます

真価を問われることと存じます

このたびのご昇進も貴兄のご貢献振りより見ますれば、むしろ遅きに失くした人事かとも思われます


■結婚祝いあいさつ文類語・例句

華燭の典あげられました由、まことに大慶に存じます

まことにお似合いのカップルの誕生かと存じ喜びにたえません

貴兄にはいよいよご結婚された由、まことに喜びに堪えません

○○君、おめでとう!ついに君は結婚にゴールインされたとのこと、まことに嬉しいかぎりです

人生の厳粛なスタートを清新な気持ちで祝します


■出産祝いあいさつ文類語・例句

一姫二太郎のことばどおり女児のご誕生おめでとうございます

文字通り玉のようなお子様のご誕生、ご両親のお喜びのほどお察しいたします

健やかなご成長をお祈りいたします

お七夜までには参上いたしお祝詞をのべさせていただきます


■新築祝いあいさつ文類語・例句

いよいよ念願の新居に移られて

郊外に新居を定められた由

快適な住環境を得られてますますご活躍のことと存じます

新築祝いにはぜひお伺いさせていただきます

学校も近くお子様には何よりの環境かと存じます

閑静な環境はお年寄りにも絶好の地と存じます